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Hのとある休日。

 

携帯が鳴る音で目が覚める、画面を見ると着信があったようだ。

不在着信を見ると【母さん】

少し気分が下がりつつもリダイヤルを押す。

 

なかなか繋がらない。。。。

少しイライラしだした瞬間電話画切れた。

再度リダイヤルを押し電話を掛けるもなかなか繋がらない。

『はぁ。。。』

ため息を漏らしもう一度布団に潜り込む。

二度寝の気持ちよさは言葉に表せないほどの心地よさだと思う。

二度目の眠りに付きそうになった瞬間、電話が鳴る。

『なに？なんかよう？』

不愛想な声で答えるも返事がない。

『おーい！要件は何？』

返事がない。

その時であった！

なにか音が聞こえてきた。

 

カンッ　カンッ　カンッ　　

どんどん音が大きくなる・・・・

カンッ　カンッ　カンッ

怖くなり電話を切る。

頭の中はパニック状態に陥る・・・・

急に襲い来る恐怖感・・・・・・・

実家になにかが起きている。。。。

急がなければ！！！！！

財布と鍵を手に取り外へ出る。

タクシーを止め、実家へ急いでもらう。

 

『すみません、とにかく急いでください。』

それだけ言うとタクシーの運転手も何かを察したようで、小さく頷いた。

 

実家へ着く。

実家は二世帯仕様になっている。1階は叔父さんの家　2階が実家である。

外階段を上りドアを開ける。

『ただいま！！！』

大声で叫ぶも返事はない。

外は暑いがなぜか冷や汗が垂れる・・・・・

家に入ると急に悪寒が。

これはガチでやばいやつだ。

リビングの扉を開ける

そこに待ち受けていたのは・・・・・・・・

 

 

わたしとこけし

～完～